太田充美のビデオメッセージと欧州住宅への4つの提唱

太田充美 ビデオメッセージ

太田充美が送る4つの提唱

1.職人文化を見直そう  イタリアはじめ欧州の歴史ある国では職人文化のヒエラルキーがしっかり守られています。職人の頂点はマエストロという頂点に立ち尊敬の的になります。したがって職人の子供は後継ぎになり永遠と継承される。それがブランドになるのです。フェラガモもプラダも皆そうです。靴職人の脈々と継承された技術と伝統が今日に輝いているのです。
 しかるに日本はどうでしょう。大工さんの子供は殆ど大工さんにならない。若い時は同年代よりいい給料をもらえても棟梁から引退の頃にはサラリーマンより低い収入。体を張って頑張っても報われないことを子供たちは知っています。でも、匠の腕があるからこそ住宅は完成します。本当にいい仕事をしてくれる人々にもっと光をあててあげたい、ユーロヴィラデジーノはそれを提唱します。
2.家づくりは責任と信頼が生み出す結果である  家を建てたいユーザーの皆さまは規模やグレードに関わらず、皆さんとても大きい夢を描いています。雑誌や実際の建物、モデルハウス、海外の街並などを見ながらイメージしています。しかし、一般のユーザーが的確に自分の本当に描いた夢を形できるような話を具体的に整然と話はできません。どこか断片的なイメージや部分的に好きなところの話になることが実際です。その断片的なイメージをいかに繋ぎ合せて正しい「家づくり物語」を作れるかが、私たち建築家の仕事なのです。
 家づくりはパズルではありません。イメージの繋ぎ合わせでおかしいことは的確に修正し一番ふさわしい形に物語にする必要があります。要望だけ繋いでも物語は語れません。家は人生最大の買い物、生活の場、命もはぐくまれる場です。私たち建築に関わるものは命や財産を預かる責任を背負っていることを自覚しなくてはならないし、お客様はそれをすべて委ねているという信頼以外いい家を作る方法はありません。ハウスメーカーや工務店に一括設計施工でお願することは一番楽です。しかし、既に出来上がったメーカー住宅イメージに合わせたりやお客様の要望をただ繋ぎ合せて建てるだけの家づくりは物語を語っていません。「家は住む人が造る」その物語をご一緒に造りましょう。
3.住宅にバーゲンセールはない  デフレ渦巻く現在の状況はすべてにおいて安いものが蔓延っています。安いことが悪いことではありません。しかし、適正な価格があってこそ社会が廻っていき安定した業績で企業が成長し、社員の給与も安定する、至極当然の理論です。住宅も価格競争の波に巻き込まれています。しかし、姉歯事件を思い出してください。他より安くて広い住宅は何か理由があります。企業努力の範囲を超えた安値競争は結果的にやはりエンドユーザーの不利益になります。
 ユーロ・ヴィラ・デジーノは基本的に価格競争はしません。本部が査定をして適正と思われる価格でユーザーに提供します。それが本当にいい仕事をしている職人の誇りでもあります。
4.本物を見極める目を身につけよう  本物とは上質であること。上質とは目に見えないようなところにも気を配り質感を極めることです。欧州の本物の建築はその重厚感とバランスのとれたデザインにあります。北米輸入住宅系などの2×4とは決定的な違いがあります。構造体が生み出す重厚感と美しいディティール。それが欧州建築の神髄です。ユーロ・ヴィラ・デジーノでは決して表面の派手さを目指していません。正しいディティールに裏打ちされたバランスが生み出す美を徹底的に追求し、それが欧州を本当に愛するファンの皆様にたくさんご支持されている理由です。本当に本物の欧州デザインを望まれているユーザーはユーロ・ヴィラ・デジーノしか実現できないことを知っています。
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